日中の暑さも少し和らいだ感じがします。

夏休みも終わってしまいましたが、

貴重な文化財を見ることができるスポットをご紹介します。

香川県観音寺市にあります。

「豊稔池遊水公園」（ほうねんいけゆうすいこうえん）です。

こちらではダムの壁を手で触れられるぐらい間近で見ることができます。

石積されているダムは、英国の古城を見ているような印象を受けます。

 

 

周囲の山にとけこみ、下流側の公園でその姿に圧巻させられます。

古い石積みを見ていると、とても落ち着きます。

まわりは整備されていて東屋もあり、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。

 

 

上流の水を堰きとめる壁が五つの連続するアーチ形状をしており、

このような形のダムは、日本では二ヶ所しかないそうです。

その一つがこんな近くにあるなんて、これは見るしかありませんね。

時期があえば放水しているのを見ることができるそうですが

私が訪れたときは残念ながら静かな様子でした。

 

 

こちらは観音寺市ですが、高速の大野原ＩＣを降りて

山のほうに進みますとすぐ到着できます。

ドドーンと立ちはだかる衝撃を感じてください。

 

と言いながら・・・・・・・・実は私、ダムを見るのが少々苦手です。

壁の向こう側にはてっぺんまで水が溜まっているのですが

壁の巨大さとか、その水の量とか想像するだけでゾッとしてしまいます。

新居浜にもマイントピア別子の上流に鹿森ダムがありますが

青龍橋の上から見るダムの放流ゲートを見るだけでも怖いんです。

 

 

だったら見るなよというのは置いておいて、

せっかくの貴重な文化遺産を見て、歴史を感じるというのは

胸の奥にキュンとくるものがあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　橋口